top of page
検索

雨の日に滑りやすい足元|転倒予防と膝・腰・足首の使い方

  • 執筆者の写真: 央佑 鈴木
    央佑 鈴木
  • 6 日前
  • 読了時間: 7分

はじめに


雨の日は、いつもより足元に注意が必要です。

マンホール、側溝のふた、タイルの歩道、駅や商業施設の入口、濡れた階段。

普段は問題なく歩ける場所でも、雨で濡れると滑りやすくなることがあります。

さらに、傘で視界が狭くなる、荷物で片手がふさがる、靴が濡れる、急いで歩くなどの条件が重なると、転倒や踏ん張りによる体への負担が起こりやすくなります。

今回は、雨の日の足元と、膝・腰・足首の使い方について考えてみます。


雨の日はなぜ滑りやすいのか


雨の日は、地面や床の状態が変わります。

特に注意したいのは、

・マンホール・側溝のふた・タイルの歩道・駅や店舗の入口・濡れた階段・金属製のプレート・水たまりの近く・傘や荷物のしずくで濡れた屋内の床

などです。

見た目では少し濡れているだけに見えても、足を乗せた瞬間に滑りやすいことがあります。

また、雨の日は視界も悪くなりやすく、足元の段差や小さな傾きに気づきにくくなります。


転ばなくても体には負担がかかる


雨の日の怖さは、実際に転ぶことだけではありません。

滑りそうになって、とっさに踏ん張る。足がズルッと動いて、膝に力が入る。腰をひねってバランスを取る。足首が内側や外側にぐらつく。

このような瞬間にも、体には負担がかかります。

転倒しなかったとしても、そのあとに、

・膝に違和感がある・腰が重い・足首が不安定に感じる・股関節まわりが張る・首や肩に力が入る

といった感覚が出ることがあります。

特に、もともと膝や腰に不安がある方、立ち仕事が多い方、階段をよく使う方、歩く量が多い方は注意が必要です。


雨の日の歩き方で見直したいこと


雨の日は、いつも通りの歩き方ではなく、少しだけ安全寄りに変えることが大切です。


1. 歩幅を少し小さくする

大きな歩幅で歩くと、足を着いた時に滑った場合、体勢を戻しにくくなることがあります。

雨の日は、歩幅を少し小さめにして、足を体の近くに着く意識を持つと安定しやすくなります。


2. 急な方向転換を避ける

滑りやすい場所で急に向きを変えると、膝や足首にひねる力がかかりやすくなります。

方向を変える時は、足だけでねじらず、体ごと向きを変える意識が大切です。


3. 階段では手すりを使う

濡れた階段は、普段よりも滑りやすくなります。

急いでいる時ほど、手すりを使い、足元を確認しながら上り下りしましょう。

特に下り階段では、膝に力が入りやすくなります。


4. スマホを見ながら歩かない

雨の日は、視界、足元、周囲の人の動きなど、確認することが増えます。

スマホを見ながら歩くと、段差や濡れた床に気づくのが遅れやすくなります。


5. 靴底を確認する

靴底がすり減っていると、濡れた路面で滑りやすくなることがあります。

雨の日によく履く靴ほど、靴底の状態を確認しておきましょう。


膝が気になる人は足首と股関節も確認


雨の日に膝が不安になる方は、膝だけでなく足首や股関節の使い方も確認したいところです。

膝は、足首と股関節の間にある関節です。

足首が硬く、地面に合わせて動きにくい。股関節が使いにくく、膝だけで踏ん張っている。片足に体重をかけるクセがある。膝が内側に入りやすい。靴の外側や内側だけがすり減っている。

このような状態では、雨の日のような不安定な環境で膝に負担が集まりやすくなることがあります。

膝に違和感がある時ほど、膝だけを揉むのではなく、足首、股関節、体重のかけ方も見直すことが大切です。


腰が重くなる人は「踏ん張り方」を確認


滑りそうになった時、腰を反らせたり、体をひねったりして踏ん張る方もいます。

また、雨の日は傘や荷物の影響で、片側に体重が偏りやすくなります。

たとえば、

・片手で傘を持つ・反対側に荷物を持つ・バッグが濡れないように体を傾ける・急いで歩いて腰が反る・滑らないように全身に力が入る

こうした小さなクセが重なると、腰まわりに負担を感じやすくなることがあります。

雨の日に腰が重くなる方は、歩き方だけでなく、傘や荷物の持ち方も見直してみましょう。


自宅でできる簡単セルフチェック


痛みが強い場合や、転倒後の痛みがある場合は、無理に行わず、医療機関へ相談してください。

痛みのない範囲で、次のような確認をしてみましょう。


足首回し

椅子に座り、片足ずつ足首をゆっくり回します。

左右差がないか、動きにくい方向がないかを確認します。

足首の動きは、歩行や階段、滑りそうになった時の反応にも関係します。


つま先上げ

椅子に座ったまま、かかとを床につけて、つま先を上げ下げします。

歩く時につま先が引っかかりやすい方は、足首を上げる動きも確認してみてください。


かかと上げ

立った状態で、壁や椅子に手を添えながら、かかとをゆっくり上げ下げします。

ふくらはぎや足裏を使う感覚を確認します。


股関節を使う立ち上がり

椅子に浅く座り、足裏を床につけます。

少し前傾してから立ち上がります。

膝だけで頑張らず、股関節と足裏を使う感覚を確認してみてください。


雨の日に注意したいサイン


次のような場合は、無理にセルフケアで様子を見続けず、医療機関への相談も検討してください。

・転倒後に強い痛みがある・頭を打った・吐き気や嘔吐がある・意識がぼんやりする・足をつくと強く痛む・腫れや内出血が強い・しびれや麻痺がある・歩き方が明らかにおかしい・痛みが数日続いている・膝や足首が不安定に感じる

転倒や滑った後の違和感には、骨折、靭帯損傷、頭部外傷などが関係する場合もあります。

いつもと違う症状がある場合は、早めの確認が大切です。


当院で見ていること


オースマイルコンディショニングでは、転倒によるけがを診断したり、医療的な治療を行う場所ではありません。

ただ、雨の日に足元が不安定に感じる方、膝や腰に負担が集まりやすい方に対して、体の使い方や歩き方、立ち方を確認することはできます。

たとえば、


・歩く時につま先が引っかかりやすくないか

・足首が硬くなっていないか

・膝が内側に入りやすくないか

・股関節を使えているか

・片足に体重をかけるクセがないか

・腰だけでバランスを取っていないか

・靴底のすり減りに左右差がないか


このような点を確認します。


膝や腰の不安は、膝や腰だけでなく、足元、股関節、姿勢、荷物の持ち方、日常の歩き方とも関係します。

雨の日をきっかけに、自分の体の使い方を一度見直してみるのもよいかもしれません。


まとめ


雨の日は、足元の環境が変わり、普段よりも滑りやすくなります。

マンホール、タイル、濡れた階段、施設内の濡れた床などでは、特に注意が必要です。

また、転ばなかったとしても、滑りそうになって踏ん張ることで、足首、膝、股関節、腰に負担がかかることがあります。

まずは、

・歩幅を少し小さくする

・急いで方向転換しない

・階段では手すりを使う・スマホを見ながら歩かない

・靴底を確認する

・足首と股関節を軽く動かす


このあたりから見直してみてください。


松戸駅近くで、雨の日の歩き方、膝や腰への負担、足元の使い方が気になる方は、オースマイルコンディショニングまでご相談ください。


今の体の状態を一緒に確認しながら、日常生活でできる見直しを考えていきます。



【初めての方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/first-time

【ご予約・お問い合わせはこちら】https://lin.ee/T73i0yy 

【腰痛でお悩みの方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/low-back-pain

【肩こりでお悩みの方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/stiff-shoulder

【膝の痛み・違和感でお悩みの方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/knee-pain



参考資料


・消費者庁「梅雨の時期、ぬれた場所での転倒に注意!」

・厚生労働省 職場のあんぜんサイト「STOP!転倒災害プロジェクト」

・厚生労働省 職場のあんぜんサイト「転倒防止に有効な安全靴」

・松戸市「道路上に置いている乗上げブロック等の撤去について」

・厚生労働省「あはき・柔整広告ガイドライン」

 
 
 

コメント


bottom of page