暑くなる前に始めたい「暑熱順化」|夏バテ・熱中症対策は早めの体づくりから
- 央佑 鈴木
- 1 日前
- 読了時間: 5分

6月から夏にかけて、急に暑さを感じる日が増えてきます。この時期に注意したいのが、まだ体が暑さに慣れていない状態です。
真夏のような気温でなくても、湿度が高い日や急に気温が上がった日は、体に負担がかかりやすくなります。そこで大切になるのが、暑熱順化です。
暑熱順化とは、簡単にいうと「体が暑さに慣れること」です。松戸市の熱中症予防情報でも、暑熱順化には数日から2週間程度かかるとされ、暑い季節になる前から運動や入浴で汗をかく習慣を身につけることが案内されています。
今回は、夏に向けて体を整えるために知っておきたい暑熱順化の考え方と、日常でできる対策についてまとめます。
暑熱順化とは?
暑熱順化とは、暑さに少しずつ慣れることで、体温調節をしやすい状態に近づけていくことです。
暑い環境に慣れていないと、汗をかく反応が遅れたり、体内に熱がこもりやすくなったりすることがあります。そのため、暑くなる前から少しずつ体を慣らしておくことが、夏の体調管理に役立ちます。
松戸市では、暑熱順化の方法として、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、筋トレ、ストレッチングなど、適度に汗をかく運動や、湯船につかる入浴などが紹介されています。
ポイントは、いきなり頑張りすぎないことです。夏前の体づくりは、気合いより段取り。体も「急に本番」は苦手です。
なぜ今の時期に暑熱順化が大切なのか
6月頃は、気温だけでなく湿度も上がりやすい時期です。汗が蒸発しにくい環境では、体の熱を外へ逃がしにくくなります。
厚生労働省は、熱中症について、高温な環境下で体温調節などがうまく働かなくなり、体内に熱がこもることでさまざまな症状がみられる状態と説明しています。また、熱中症は屋外だけでなく、室内で何もしていない時でも起こることがあるとされています。
つまり、熱中症対策は「外で運動する人だけ」の話ではありません。
デスクワークの方家事をする方高齢のご家族がいる方通勤や買い物で外に出る方スポーツやウォーキングをする方
どの方にも関係があります。
特に高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能、体の調整機能が低下しやすいとされているため、早めの対策が大切です。
日常でできる暑熱順化のポイント
1. 軽いウォーキングから始める
暑熱順化のために、いきなり強い運動をする必要はありません。まずは、涼しい時間帯に10〜20分ほど歩くところから始めるのがおすすめです。
朝や夕方など、暑さが強すぎない時間帯を選びましょう。松戸市のスポーツ活動に関する熱中症予防情報でも、気温や湿度が高い時間帯を避けること、WBGTや熱中症警戒アラートを確認することが案内されています。
歩く時は、速さよりも「続けやすさ」が大切です。
2. 湯船につかって汗をかく
シャワーだけで済ませる方も多いですが、無理のない範囲で湯船につかることも、体を暑さに慣らす方法のひとつです。
ただし、長風呂や熱すぎるお湯は負担になることがあります。入浴前後の水分補給を忘れず、体調に合わせて行いましょう。
松戸市の情報でも、入浴の例として「シャワーだけでなく、しっかり湯船に浸かり汗をかく」ことが紹介されています。
3. のどが渇く前に水分をとる
熱中症予防では、水分補給が大切です。厚生労働省も、涼しい場所を選ぶことや早めの水分補給を心がけることを案内しています。
特に、朝起きた時、入浴前後、外出前後は意識して水分をとりたいタイミングです。
松戸市では、通常の水分補給は水や麦茶がよいと案内されており、激しく水分が失われた時には状況に応じてイオン飲料などを活用する考え方が示されています。
4. 暑さ指数を確認する
気温だけで判断すると、暑さの危険度を見誤ることがあります。環境省の熱中症予防情報サイトでは、暑さ指数、つまりWBGTの実況値や予測値が確認できます。WBGTは気温だけでなく、湿度や日射・輻射熱などを考慮した指標です。
松戸市でも、熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートについて案内しており、アラートが発表されている日は外出を控えたり、エアコンを使用したりするなどの予防行動が推奨されています。
暑さは根性で測るものではありません。数字で見る。これが大事です。
整体・コンディショニングで確認したいこと
暑さ対策というと、水分補給やエアコンの使い方が中心になります。もちろんそれは大切です。
一方で、体を動かす習慣が少ない方は、暑くなる前の時期に、次のような点を見直しておくことも大切です。
・歩くとすぐ疲れやすい
・姿勢が丸まり、呼吸が浅くなりやすい
・足首や股関節が硬く、歩幅が小さい
・ふくらはぎが張りやすい
・外出後に腰や膝が重くなりやすい
・運動を始めたいけれど何からすればいいかわからない
こうした状態があると、ウォーキングを始めても疲れやすかったり、膝や腰に負担を感じやすかったりすることがあります。
オースマイルコンディショニングでは、痛みのある場所だけでなく、姿勢、歩き方、関節の動き、体の使い方を確認しながら、無理なく日常の動きを整えるサポートを行っています。
※熱中症そのものを施術で予防・治療するものではありません。強いだるさ、めまい、吐き気、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、医療機関や救急相談をご利用ください。
まとめ
暑熱順化は、夏になってから慌てて始めるよりも、暑くなる前から少しずつ取り組むことが大切です。
大切なのは、次の4つです。
・軽い運動で少しずつ汗をかく
・湯船につかって体を温める
・のどが渇く前に水分をとる
・暑さ指数や熱中症警戒アラートを確認する
無理な運動や我慢ではなく、日常の中でできる小さな準備を積み重ねていきましょう。
松戸で「夏に向けて体を整えたい」「歩く習慣をつけたい」「膝や腰に不安があって運動を始めにくい」という方は、まずは体の使い方から確認してみてください。
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【参考資料】
厚生労働省「熱中症を防ぎましょう」
「熱中症予防のための情報・資料サイト」
環境省「熱中症予防情報サイト」、
松戸市「熱中症を予防しましょう」
「熱中症警戒アラート等について」



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