松戸で見直す噛みしめ・顎・首肩の力み
- 央佑 鈴木
- 6月8日
- 読了時間: 6分
はじめに
歯と顎と口を体の使い方という視点で見ると、歯や口の状態は、首や肩の力み、姿勢、呼吸の浅さとも関係していることがあります。
今回は、歯と口の健康週間をきっかけに、噛みしめ、顎まわりの緊張、首肩の力みについて考えてみます。
歯と口の健康は「歯だけ」の話ではない
口には、食べる、噛む、飲み込む、話す、表情を作るなど、さまざまな役割があります。
食事を楽しむこと、会話をすること、しっかり噛めることは、日常生活の質にも関係します。
そのため、むし歯や歯周病だけでなく、噛む力、舌や唇の動き、飲み込み、口の乾燥なども含めて、口の機能を考えることが大切です。
松戸市でも成人歯科健康診査が行われており、むし歯や歯周病の検査、歯科相談などを受けられる制度があります。
歯や口の違和感がある方は、まず歯科で確認することが大切です。
噛みしめに気づいていますか?
日常生活の中で、無意識に奥歯を噛みしめている方は少なくありません。
たとえば、
・パソコン作業中・スマホを見ている時・集中している時・緊張している時・イライラしている時・運転中・寝起き
このような場面で、奥歯に力が入っていることがあります。
強く食いしばっていなくても、上下の歯が長時間触れているだけで、顎まわりの筋肉は働き続けます。
その状態が続くと、顎だけでなく、首、肩、こめかみ、胸まわりにも力が入りやすくなることがあります。
顎の症状がある場合は歯科・口腔外科へ
ここで大切なのは、顎の問題を自己判断しないことです。
次のような症状がある場合は、歯科や口腔外科などで相談してください。
・顎が痛い・口が開きにくい・口を開けると顎が引っかかる・顎を動かすと音がする・噛むと痛い・寝起きに顎が強く疲れている・歯ぎしりや食いしばりを指摘された・歯が欠ける、しみる、違和感がある
整体や整骨院では、顎関節症を診断したり、歯ぎしりや食いしばりを治療することはできません。
必要な場合は、歯科での確認が優先です。
首肩の力みと噛みしめは一緒に出やすい
噛みしめがある方は、首や肩にも力が入りやすいことがあります。
たとえば、集中してパソコン作業をしている時を思い出してみてください。
顔が前に出る。背中が丸くなる。肩がすくむ。呼吸が浅くなる。奥歯が触れている。目に力が入る。
このような状態がセットで起きていることがあります。
つまり、首肩こりを考える時に、首や肩だけを見るのではなく、顔、顎、呼吸、姿勢、目の使い方まで見ていくことも大切です。
自分でできる確認ポイント
まずは、次のポイントを確認してみてください。
1. 今、上下の歯が触れていないか
食事中ではないのに、上下の歯が触れていませんか?
気づいたら、奥歯を軽く離します。
力を抜こうとしすぎるより、「触れていることに気づく」ことが大切です。
2. 舌の位置
舌は、上あごにやさしく触れている状態を意識します。
強く押しつける必要はありません。
舌や顎に力が入っている方は、ここだけでも緊張に気づきやすくなります。
3. 肩がすくんでいないか
顎に力が入る時、肩も一緒に上がりやすくなります。
一度、肩を耳に近づけるようにすくめて、息を吐きながらストンと落としてみてください。
4. 顔が前に出ていないか
スマホやパソコンを見る時、顔が前に出ると、首の後ろや顎まわりに力が入りやすくなります。
画面を目線に近づける、背中を丸めすぎない、こまめに姿勢を変えることも大切です。
簡単セルフケア
痛みが強い場合は無理に行わず、まず医療機関へ相談してください。
痛みがない範囲で行うなら、次のようなケアがおすすめです。
1. 奥歯を離して深呼吸
背筋を軽く伸ばします。
奥歯を軽く離します。
鼻から息を吸い、口からゆっくり吐きます。
吐く時に、顎、肩、胸の力が抜ける感覚を確認します。
2. 肩すくめ脱力
肩をゆっくりすくめます。
3秒ほど軽く力を入れます。
息を吐きながらストンと落とします。
5回ほど繰り返します。
3. 首を小さく左右に動かす
首を大きく回す必要はありません。
正面を向いたまま、痛みのない範囲で小さく左右に動かします。
首を鳴らそうとしたり、強く伸ばしたりしないようにしましょう。
4. 目を休ませる
目の力みも、顎や首肩の緊張と一緒に出ることがあります。
画面作業が続く時は、遠くを見る時間を作ります。
目をぎゅっと閉じるより、まぶたや眉間の力を抜く意識をしてみてください。
やらない方がいいこと
顎や首肩がつらい時に、無理に強く揉む、顎を大きく開ける、首を強く回す、ボキボキ鳴らすような動きは避けた方がよい場合があります。
特に、顎の痛みや開けにくさがある時は、自己判断で強い刺激を入れず、歯科や口腔外科で確認しましょう。
首の痛み、しびれ、めまい、強い頭痛、ろれつが回らない、手足の麻痺などがある場合も、整体ではなく医療機関への相談が必要です。
当院で見ていること
オースマイルコンディショニングでは、歯科的な診断や顎関節症の治療は行いません。
ただ、噛みしめや首肩の力みが気になる方に対して、体の使い方や姿勢、呼吸、首肩まわりの負担を確認することはできます。
たとえば、
・頭が前に出ていないか・肩がすくみやすくなっていないか・背中が丸まりやすくなっていないか・呼吸が浅くなっていないか・スマホやパソコン作業中の姿勢はどうか・首だけで支えようとしていないか・肩甲骨や胸まわりが使えているか
このような点を確認していきます。
顎だけ、首だけ、肩だけを見るのではなく、日常の体の使い方全体を見直すことが大切です。
まとめ
歯と口の健康週間は、歯みがきや歯科健診だけでなく、噛みしめ、顎、首肩の力みについて考える良いきっかけです。
奥歯を噛みしめる。肩がすくむ。顔が前に出る。呼吸が浅くなる。目に力が入る。
これらは別々に見えて、日常の中では一緒に起こっていることがあります。
顎の痛みや口の開けにくさがある場合は、まず歯科や口腔外科で確認してください。
そのうえで、首肩の力み、姿勢、体の使い方が気になる方は、日常の負担のかかり方を見直してみることも大切です。
松戸駅近くで、首肩の緊張や姿勢、体の使い方が気になる方は、オースマイルコンディショニングまでご相談ください。
今の体の状態を一緒に確認しながら、無理のないセルフケアや日常の使い方を考えていきます。
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【参考】
・日本歯科医師会「歯と口の健康週間」
・厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔機能の健康への影響」
・松戸市「成人歯科健康診査」
・日本顎関節学会「顎関節症とは」
・日本顎関節学会「顎関節症の主な治療は」
・厚生労働省「あはき・柔整広告ガイドライン」



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