6月は食育月間|腰・膝・肩を支える“筋肉の材料”を見直してみませんか?
- 央佑 鈴木
- 6月9日
- 読了時間: 6分
はじめに
6月は「食育月間」らしいです。農林水産省は、毎年6月を「食育月間」としており、国・地方公共団体・関係団体などが食育推進運動を重点的に行う期間としています。
食育というと、子どもの食事、給食、栄養バランスの話を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、食事は子どもだけでなく、大人の体づくりにも関係しています。
特に、腰、膝、肩などに不調を感じやすい方にとって、体を支える筋肉や関節まわりの状態を保つことは大切です。
もちろん、腰痛や肩こり、膝の違和感を「食事だけ」で説明することはできません。
痛みや違和感には、姿勢、体の使い方、運動量、睡眠、ストレス、仕事環境、既往歴など、さまざまな要素が関係します。
ただ、体を動かすための筋肉や骨、関節まわりの組織は、日々の食事から作られていることも忘れてはいけません。
今回は、食育月間をきっかけに、体を支える“材料”としての食事と、日常の体の使い方について考えてみます。
体は「動かし方」と「材料」の両方で考える
整体や整骨院では、姿勢や動き方、関節の動き、筋肉の緊張などを見ることが多いです。
しかし、体は動かし方だけで成り立っているわけではありません。
筋肉を使うためには、エネルギーが必要です。
筋肉や体の組織を保つためには、たんぱく質をはじめとした栄養が必要です。
水分が足りなければ、体のだるさや疲労感を感じやすくなることもあります。
つまり、体を整えるには、
・どう動いているか・どこに負担が集まっているか・どれくらい体を使っているか・どんな食事をしているか・睡眠や休息がとれているか
こうした複数の視点が大切になります。
忙しい人ほど食事が偏りやすい
日々忙しいと、食事は後回しになりやすいです。
たとえば、
・朝食を抜く・昼食がパンやおにぎりだけになる・麺類だけで済ませる・夜は疲れて適当に食べる・たんぱく質が少ない・野菜や海藻、きのこ類が少ない・水分をあまりとらない・甘い飲み物や間食が増える
このような状態が続くことがあります。
もちろん、毎日完璧な食事をする必要はありません。
ただ、体を支える材料が不足しやすい状態が続くと、運動やセルフケアをしても、体づくりが進みにくいことがあります。
腰や膝を支える筋肉をつけたい。姿勢を保ちやすくしたい。疲れにくい体に近づけたい。動いた後の回復を意識したい。
そう考えるなら、運動だけでなく、食事も一緒に見直すことが大切です。
まず見直したいのは、たんぱく質
体を支える筋肉を考えるうえで、たんぱく質は大切な栄養素です。
たんぱく質は、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれています。
忙しい方は、食事量は足りていても、主食中心になっていて、たんぱく質が少ないことがあります。
たとえば、
朝はトーストとコーヒーだけ。昼はおにぎりとカップ麺。夜は麺類だけ。
このような食事が多い場合、たんぱく質源を一品足すだけでも、食事の内容は変わります。
卵を足す。納豆を足す。豆腐を足す。魚や鶏肉を選ぶ。ヨーグルトを加える。
まずは難しく考えすぎず、「毎食、何かしらたんぱく質が入っているか」を確認してみるとよいでしょう。
筋肉は食事だけではなく、使うことも必要
たんぱく質をとれば、それだけで筋肉がつくわけではありません。
筋肉は、食事と運動の両方が大切です。
特に、年齢とともに筋力は落ちやすくなるため、日常生活の中で筋肉を使う機会を作ることが大切です。
たとえば、
・少し歩く・階段を使う・椅子から立ち座りを丁寧に行う・スクワットを軽く行う・ふくらはぎを動かす・股関節を動かす・背中を丸める、伸ばす
このような小さな運動でも、継続することで体への意識が変わります。
いきなり激しい運動をする必要はありません。
大切なのは、今の体に合った範囲で、少しずつ動かすことです。
腰・膝・肩と食事の関係をどう考えるか
ここで注意したいのは、「たんぱく質をとれば腰痛がよくなる」「栄養を整えれば膝の痛みがなくなる」という話ではないということです。
痛みや違和感には、さまざまな要因があります。
しかし、腰や膝、肩を支える筋肉がうまく働くためには、食事、睡眠、運動、体の使い方が関係します。
特に、
・立ち上がる時に膝がつらい・歩くと腰が重い・デスクワークで肩が張る・疲れると姿勢が崩れる・運動してもすぐ疲れる
このような方は、体の使い方だけでなく、生活習慣全体を見直すことも大切です。
自分でできる簡単チェック
次の項目を確認してみてください。
・朝食を抜くことが多い・1日2食になりやすい・主食だけで済ませることが多い・肉、魚、卵、大豆製品が少ない・水分をあまりとらない・野菜、海藻、きのこ類が少ない・疲れている時ほど甘いものが増える・運動量が少ない・階段を避けることが多い・最近、筋力の低下を感じる
当てはまる項目が多い場合、いきなり完璧を目指す必要はありません。
まずは一つだけ変えてみましょう。
たとえば、
朝に卵や納豆を足す。昼にサラダチキンや豆腐を足す。夜に魚や大豆製品を入れる。水分をこまめにとる。エレベーターではなく階段を少し使う。椅子から立つ時に、膝だけでなく股関節も使う。
小さな変化で十分です。
注意が必要な方
食事内容を大きく変える場合、持病や薬がある方は注意が必要です。
特に、腎臓病、糖尿病、心臓病、高血圧、脂質異常症、痛風などがある方は、自己判断でたんぱく質や塩分、糖質を大きく変えず、医師や管理栄養士に相談してください。
サプリメントを使う場合も同じです。
健康に良さそうに見えるものでも、体の状態や薬との関係によっては注意が必要なことがあります。
当院で見ていること
オースマイルコンディショニングでは、栄養指導や病気の治療を行う場所ではありません。
ただ、腰や膝、肩の不調を考える時に、体の使い方だけでなく、生活習慣全体を確認することは大切だと考えています。
たとえば、
・歩く時に膝や腰へ負担が集まっていないか・立ち上がる時に股関節を使えているか・姿勢を保つ筋肉が働きやすい状態か・肩に力が入りっぱなしになっていないか・仕事中の動作に偏りがないか・疲れている時にどんな姿勢になりやすいか・セルフケアや運動を続けられる状態か
このような点を確認します。
体は、施術だけで変わるものではありません。
日々の動き方、食事、睡眠、休息、仕事中の姿勢などが積み重なって、今の体の状態につながっています。
まとめ
6月は食育月間です。
食事は、子どもだけでなく、大人の体づくりにも関係しています。
腰、膝、肩を支える筋肉や体の土台を考えるなら、体の使い方だけでなく、食事や生活習慣も一緒に見直すことが大切です。
まずは、
・毎食たんぱく質が入っているか・水分が足りているか・食事が主食だけに偏っていないか・野菜や海藻、きのこ類が少なすぎないか・少しでも筋肉を使う習慣があるか
このあたりから確認してみてください。
松戸駅近くで、腰や膝、肩の違和感、姿勢、体の使い方が気になる方は、オースマイルコンディショニングまでご相談ください。
痛みそのものだけではなく、日常生活の中で体にどんな負担が集まっているのかを一緒に確認していきます。
【初めての方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/first-time
【ご予約・お問い合わせはこちら】https://lin.ee/T73i0yy
【腰痛でお悩みの方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/low-back-pain
【肩こりでお悩みの方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/stiff-shoulder
【膝の痛み・違和感でお悩みの方はこちら】https://www.smile-matsudo.com/knee-pain
参考資料
・農林水産省「食育月間」・厚生労働省「日本人の食事摂取基準 2025年版」・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
・松戸市「第4次松戸市食育推進計画」・厚生労働省「あはき・柔整広告ガイドライン」



コメント